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胸郭呼吸を意識せずにできるようになる

 
胸郭呼吸を意識せずにできるようになるまでは、ある程度の時間がかかります。

初めはイスなどに座った姿勢の方がやりやすいと思います。

コツをつかむと、肺の意識するところに息を入れられるようになります。
呼吸をすることで胸郭が上がったり、下がったりするようになりますので、練習してみください。



■胸郭呼吸レッスンT

 


・姿勢
イスに深く腰掛け背筋を伸ばします。

身体の力を抜いてリラックスした状態で、あごを軽く引き、頭から骨盤までまっすぐな状態にし、骨盤の上に上半身が乗っかってるイメージで座ります。

そのまま、両手を腰にあてることで肩が上がった状態にします。
この時、肩が真横に真っ直ぐになっているようにします。

ポイントは力を抜いてリラックスすることと、背筋を伸ばし、頭から骨盤まで直線上にあることです。


・呼吸
鼻から息を吸い込みます。
この時、お腹をへこませ胸を膨らませるように意識し、無理のない程度にいっぱいになるまで息を吸います。

背中に息を入れるように意識し、いっぱいまで吸ったところで止めます。

息を吐くときはゆっくりと口から吐きだします。
この時、お腹が出ないようにし、胸の中の空気を全部吐きだすまで続けます。

胸の中が空になったら、再び息を吸い込みます。
ゆっくりでいいので、これを繰り返します。



■胸郭呼吸レッスンU

 


・姿勢
頭を枕に乗せ、腰には丸めたタオルを敷き、仰向けに横になります。

両手を顔につけ、肘同士をくっつけます。
これにより両肩が上がり、それに従い肋骨が上がってくるはずです。
胸郭が広がるのを感じたらOK。


・呼吸
お腹をへこませ胸を膨らませるように意識し、鼻から息を吸い込みます。

背中を床に押し付けるようにしながら、背中に息を入れるように意識し、いっぱいになるまで息を入れていきます。

お腹を膨らませないようにゆっくりと口から息を吐きだします。

息を全部出し切ったら、同じように呼吸を繰り返します。

最初は1回1回の呼吸がイメージ通りにできているか、意識しながらゆっくり呼吸を繰り返しましょう。



 

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